C79 ありがとうございました
「月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり」とは『奥の細道』の有名な一文ですが、気がつけば2011年に入って一週間が経とうとしています。ここ最近の私もまた、あてもない旅に出ているかのようにふわふわした心もちで日々過ごしています。されどもサークル参加した記憶は真新しく、あたかも昨日の出来事のように思われます。
改めまして、当サークルに訪れてくださった皆さん、本を購入くださった皆さん、ありがとうございました。結果としましては従来のサークル参加実績から予測した見込みを良い意味で裏切りまして、時刻にして13時30分頃に新刊が完売しました。
C79は開場一時間でC78の売上越え、二時間で前回までのサークル累計売上越えという「アトリエのどか」史上異例の勢いを見せまして、当サークルに訪れてくださった皆様には本当に、ただただ感謝してもしきれない念でいっぱいだったりします。一方で完売以降訪れた方に何もお出しできなかったことが悔やまれます。特にわざわざ事前にチェックしてもらった上でお越しいただいた方、本当にごめんなさい。発注時、弱気で印刷部数を減らした弊害が意外な形で現れることになってしまったようです。
C79での反応が上々だったので、さらに加筆・修正したものを次回夏コミで出せればと考えています。今回力及ばずでおざなりになっている箇所を中心的に、内容のボリュームアップを図るつもりです。次は最後まで適量余るくらいになるといいな。
それで新刊で言及したシステムについてですがようやっとサークル窓口用のメールアドレスを準備しました。
treby[あっと]atelier-nodoka.net
一丁前にスパム対策をしておりますが、[あっと]を@に変えていただければ、と思います。システムに関して上手くいかない点の報告やサポート等、こちらから行いたいと考えています。ささいなことでも構いません、面白いお話等もじゃんじゃん送ってやってください。多分喜びます。
twitterは過去の悶着に懲りて、フォロー機能を使用しないスタイルでやっておりますがフォローしてくださっている方はRSSを取得する形でタイムラインを追わせていただいています。リプライには極力ダイレクトメッセージで応答しています。メールに抵抗のある方はこちらからもどうぞ。
さて、次にコミケに参加しての感想をば。
初めて参入した同人ソフトジャンルは非常に居心地良く感じられました。一応、電子情報を専門にやっている学生ですので終始テンション上がりっぱなしでした。売り子をする合間を見て買い漁った本はゆっくりと読ませてもらっています。後日また紹介できればいいな、と。複数の方と名刺交換出来たのも成果であるといえるかもしれません。東京滞在中に友人に即席で作ってもらったものですが自身を紹介するという点でよく威力を発揮してくれたと思います。
恋チョコ本は一冊しか出ませんでしたが、唯一買ってくれた方と恋チョコについて語れたのが良かったです。というか、テンション上げ上げですみませんでした。
もはや執念という体で登場させ続けているわっちさんですが、今回初めてそのあたりをツッコんでくれた方がいらっしゃったのも嬉しかったです。正直、そろそろわっち離れしようと思っていましたが見てくれている方がいるなら話は別です。ただ、何か風の噂によると次の巻で最後らしいですね。それはそれで寂しいけど、個人的にはいい終わり時な気もします。
ともあれ、わっちへの愛なら負けませんよ！少々別のキャラに浮気しそうにはなっていますが。といってあとでいじめられるんですけどね。脳内で。
とまあ、いろいろありましたが、C79の終了と同時に2010年も終わりました。浮いた気持ちを切り替えて既存のもの、新しいものを作り上げていきたいです。このサイトもサークル情報発信源としての役割を十二分に発揮できるよう改良していきます。
皆様には応援のほど……まあ生暖かく見ておくぐらいが丁度いいと思いますが、何卒よろしくお願いします。