border botの観測拠点を作りました
特に旅行の予定もなかったので、ゴールデンウィークは飲み会・イベントを除けばひたすらborder botちゃんと戯れていました(botに”ちゃん”づけする呼び方は他の方がされているので知ったのですが、何だか愛着が湧いて良いですね)。
で、いざ戯れるといってもいろいろ方向性はございまして、今回のケースですと大きく一つは先日やったようなインタラクティブ機能の追加(もっともこれは本質とは関係ないのですがw)、もう一つがせっかくデータがあるんだから文字だけじゃなくてグラフでも見られるようにしようぜ、的なところでした。
ただ、一度にあれもやりたい、これもやりたいやっておりますと大抵全部ダメになるのでよろしくないです。となれば決めの問題にはなるのですが、インタラクティブの部分は先日かじったこと、ボーダー観測業界におきましてはborder botはスクフェスのbotに様々な面で後れを取っているということから今回はWebでのボーダーの可視化を目標に作業することにしてみました。
出来上がった成果物がこちらです。
ゴールデンウィークはボーダーを可視化するのに費やした。がっつりコードを書けて幸せ。 pic.twitter.com/fGvotUh6a7
— treby (@treby006) 2015, 5月 6
やっていることといえば、以前より溜め込んでおりますデータをRailsから適宜引っ張ってきているだけなのですが、やはり手軽にグラフ表示できるようになると違いますね。
作るにあたり、どういう風にモデルを設計しておこうか、というのは結構前から興味のあるところではありました。今回の実装としては今回ミニマムにRDB側では一つのイベントを表すEvent
モデルとイベントの種別を表すEventType
を作ることにしました。
ボーダーの経過情報とEvent
モデルの結びつけとしては、それ用のcolumnを用意するという実装になっています。ただ、これだと1イベントで複数のボーダー軸が必要なHHP型のイベントに対応できないのでこの辺りどうするか考えなければなりませんね。
あと、イベントのSeedを持ってくるのが結構大変でした。基本はゲーム内のランキングデータのところを拝借すれば良いのですが、これだとイベントの日にちは分かっても時間まで書いていないのです。その辺はWikiを参考にさせていただきました(有志の方々に感謝!)。そういえば少し前までは17:00スタートの16:59終わりでしたね。
グラフは当初Highchartsを考えていましたが上手く使いこなせず、試しに使ってみたamChartsがほとんどデータの加工なしでいけたので、そのまま使っています。
なお、例のごとくソースコードは公開しております。ご興味ある方は開発に参加いただけますと私としてはありがたいです。
ちなみにボーダーのデータストア(InfluxDBホスト)側の実際の負荷をあまり見ていないので、アクセスいっぱいくるとどうなるか、とかよく分かりません!ほどほどにご活用いただけますと幸いです(こちら側でも早いうち対応したい)。
というのと、もしアフィリエイト経由でグッズ諸々買っていただけるとサーバ代とかお酒代になります。よろしければ!(宣伝)
と、まだまだ課題や改善点はあるのですが、ゴールデンウィークというまとまった期間に一個完成までもっていけたのは良かったかな。