2016年の抱負
trebyです。また今年も年齢が一つ増えることを思うと焦る気持ちが出てきますが、それでもこうして生きて新年という一つの区切りを迎えられるのはおめでたいことです。本年もよろしくお願いします。
さて、昨年もやりました今年の抱負、2016年もやってみます。これは目標を立てることで自分の行動に制限をかけるというよりは、今この時点で立ててみることで振り返った時に現時点での自分の状態や思想がわかるようにという意味を強く持ちます。お付き合いいただけますと幸いです。
- 決断できる自分になる・自立する
ここ数年、物事に関して何か意見があっても大人ぶって発言することをせず、それをそのまま受け入れていました。そして気づけば誰かの顔を窺っている自分自身に気づきました。
もちろん、組織において与えられることに集中するというのは大事です。しかし裏を返せば、何かを決断することを委ねてしまう癖がついてしまったのではないでしょうか。
決めることは悩みますし辛いです。それでも今年は決められる自分になります。組織やチームといったブランドではなく、自分の頭で考える。そして、いつか組織やチームがなくなったとしてもやっていける自分になります。
- 技術を伸ばす、勉強し続ける癖をつける
ずっと技術を勉強してきたし、学生時代は多くの同級生が技術に対してそこまで関心を持っていないことをもどかしく思うポジションでした。
そのような背景の下就職した3年前、世に出ても技術力はあると思っていました。が、おそらく全然そんなことはなかったんです。それでも見ようとしなかった。プライドが傷つくのが怖いから、何か言い訳をしていたのです。さらにひどいことに勉強もしなかったから、技術のキャッチアップができていない。
気づけば頭でっかちの裸の王様となっていました。否、王様であれば注目される分まだ良かったかもしれません。私の場合は気がついたら議論に参加することすら許されず、ただ隅に追いやられていました。悔しいですが、それが事実。
この状況を打破するには、ただ精進し続けるしかありません。エンジニアとしてのキャリアを歩む限り、技術は武器です。ひたむきに磨くべきなのです。
- 結果を強く意識し、達成に全力を尽くす
2015年を振り返ってみて、自分の中で一番変わったところは働くことに対する意識ではないでしょうか。
サークル名(アトリエのどか)やかつてのペンネーム(まどろみはじめ)にみられるよう、元々私は競争より調和を好むと自分自身を分析しています。それでも、業界のエッジとも言えるところに身を置いていると自然と意識が変わるものです。まったり思考は一旦置いておいて、まず戦い抜こうというのが昨今の私です。
今の状態が「楽しい」のかと聞かれると良く分かりません。勤務稼働時間は伸びていますし、仕事自体も働きやすいというよりはむしろいつも自分で立てたスケジュールに追われ続けています。当然ミリオンに触れる時間も減りましたし、アニメ鑑賞もほとんどできなくなりました。今年コミケでスペースを出すとしても、昨年以上に時間がない中での準備になるでしょう。
と、こんな状態ですが自分自身がポジティブな方向に成長できている実感もあって、この実感のみを抽出できるのであれば「楽しい」と表現できるのではないでしょうか。
「機会を自ら創り出し、機会によって自らを変えろ」
尊敬する前職の役員の方に倣い、私自身も座右の銘としているこの言葉ですがまさにその通りになっているところにせめて自らのポテンシャルを認めたいです。
状況に即して自らを変え続け、結果を出す。3月を持って社会人生活3年目が終わります。社会人生活3年目までにその後の社会人生活が決まるとはよく言われることですが、プロスポーツ選手のようなストイックさをもって、魑魅魍魎が蠢く現世を上手く生き残り結果を出していきます。