台北滞在記
8/23~8/27の間、台湾に行っておりました。せっかくなので写真を紹介したいと思います。
一応真面目な用事なんだぜ?
福岡から飛行機で二時間ほどかけて桃園国際空港着。漢字表記が海外に来たんだということを教えてくれます。
この空港から台北市内までは少し距離があるため、高速バスを使って移動します。
各高速バスのカウンター。窓口の人に聞けばいい感じに教えてくれます。
こちらが乗車券と荷物札。
そして、現地通貨(台湾ドル:1ドル約3円)。両替は現地の空港で行いました。大体レートが国内よりも渡航先の方がいいからだと聞きますが、これは海外旅行の基本なんですかね。
バスに揺られて小一時間、台北駅に到着しました。いい天気です。
台北市内の移動にはMRTが便利です。バスもありますが、こちらは複雑なため上級者向けらしいです。
MRTの乗車には切符ではなくこのようなトークンを使います。
入るときは改札にかざして、出る時に投入する形となっています。
日本におけるSuica的なものも用意されています(Easy Card)。このような機械で500ドルで買えます。ちなみに技術的には一回限りのトークンがMIFARE Ultralight、Easy CardがMIFARE Classicでした。
MRTの運賃は大体20~50ドルといったところ。高くても日本の初乗り程度のお金しかかからないことになりますね。バスの場合はもっと安くて、10ドルそこらで乗れちゃうみたいです。日本円換算で大体30円そこらですね。
さて、台湾には日本で見慣れたお店も多く、少し安心感があります。
割と街の中に日本語があふれております。これだけの日本語の中で過ごせば否が応にも親日的な感情を抱きそうな気がしました。もちろん、日本人としては嬉しいことです。
すごいなと思ったのはどの日本語も文法的に「間違っていない」こと。台北に関して言えば海外でよくある「なんちゃって日本語」を見かけなかった気がします。
ただし、ほとんどのシーンで日本語が通じることはありませんので、きちんと基本的な中国語を勉強して挑むのが良いでしょう。私はそれを怠ったため、割と大変な思いをしました。
初日のお昼ご飯はマクドナルド。チキンな性格な上、この時点で情報皆無だったため冒険できませんでした。ちなみにこのセットで大体150ドルそこらだった気がします。日本の相場を考えると少しお得な気分になりますね。
あと気づいたことは、台湾ではAngry Birdsがものすごく流行っていました。滞在中、いろいろな場所をうろつきましたが、よく見かけた気がします。
ホテルにチェックイン。ロイヤルインタイペイという、いい感じのホテルです。フロントで日本語が使えます。
ゆったりしながらネットで調べたところ士林夜市が有名らしいという情報をゲット。早速行ってみます。
現地は常時お祭りみたいな雰囲気でした。
こちらは素敵な笑顔のお兄さん。
そしてどこかで見たようなネギをもったキャラクターのプライズ。持ち上げた時点でアームが開くという露骨な設定でしたが、1回10ドルだと考えると気が大きくなってしまいます。
東京照焼、静岡芥末(わさびのこと)、大阪明太子……大阪?ともあれ、いかのから揚げは美味しかったです。
翌朝。朝食バイキングも大満足です。
MRTで四門という駅に向かいます。四門は日本でいう原宿のポジションみたいです。
そんな四門にある台湾アニメイト一号店。
ミクパ、台湾でもやるみたいですね。
この中に一人妹がいる!というところなのでしょうが、なんか笑ってしまいました。
夜は台北に到着されたばかりの先生と合流して、小龍包を食べに。本場だけありスープが入っていておいしかったです。
台湾ビールはさっぱりとして飲みやすかったです。
中国語の基礎知識があるという先生に甘え、その辺に出ていた露店のウインナーを買うことに成功。一人じゃとてもじゃないけどできません。先生かっこよす。
翌朝の朝食も豪華。この日から2日間、学会でした。
お昼のお弁当。杏仁豆腐が別の器に入って出てきました。
学会の合間にはおやつの提供も。すげー豪華です。
夜は懇親会。これもまた豪華でした。
次の日は私の発表当日。どうしても少し緊張してしまいます。
何とかこなして、午前中で学会終了。先に帰国される先生と別れます。
ふらっと立ち寄った台北地下街の書店。
台湾では多くの作品がローカライズされています。
本のタイトルの漢字を見るとあの作品はこんな風に訳すんだ、と少し賢くなれる気がします。
夕方からはせっかくだからということで観光地、ジウフェンに向かいます。台北からはバスで1時間弱です。
ここもまた、たくさんの人で賑わっています。
ジウフェンは山の上にあるため、眺めが素晴らしいです。
有名な観光スポットらしいジウフェンの坂道。街全体が千と千尋のモチーフになったとかなんとか?
ジウフェンの雰囲気は支倉先生のブログの記事のが分かりやすいと思います。
最終日。長いように見えた滞在もこの日で最後です。
飛行機までの時間、台湾の秋葉原と言われる光華商場に行きました。最寄駅は忠孝新生駅です。
なお、アニメイトの台湾2号店もここにあります。店員さんが日本語を使えるのにビックリ。台湾のオタクはレベルが高いです。
光華商場ではアニメイト以外にも探せばちゃんとアニメ系ショップを見つけることができました。楽しかった。
そんなこんなで台湾滞在終了。
言葉の問題以外はとても過ごしやすいところだと思いました。物価も安いですし、食べ物も美味しいです。
福岡からだと札幌に行くのと大して距離も変わりませんし、また行きたいですね、台湾。オタな方は台湾のコミケ、Fancy Frontierを狙っていくのもありかもしれませんね。噂によると、日本語の通じる率が半端ないらしいですよ。(ちなみに私が台湾に滞在していた期間中、香港ではComic Worldというイベントをやっていたらしいです)