わっちコレクション8 – 「海を渡る風」
2009年9月に発売されたニンテンドーDS用ソフトです。アニメとのコラボの意味なのか、ノーラやエーブといったキャラクターが出てきます。
Amazon.co.jp:狼と香辛料 海を渡る風(限定版:「ホロのふかふかDSおくるみ」、「オリジナルアルバムCD」、「文倉十氏描き下ろし 等身大両面ポスター」同梱)
限定版の内容はこんな感じです。ソフトの他に、DS用ケースやキャラソンCD、等身大ポスターが同梱されています。
今度の等身大ポスターは両面です。見慣れない方のキャラはルカという名前の、文倉先生がキャラデザされたらしいゲームオリジナルキャラクターです。
私の場合はゲーマーズの通信販売を利用して購入したため、特典のタペストリーとテレカももらいました。
ゲームに関して、システム周りは大筋で前作と変わりません。が、二つの町を行ったり来たりするだけでは利益が出なくなっていたり、商品に「大きさ」の概念が追加されていたりします。また、旅の伴侶がホロを含めて4人に増えていますので、ヒロインの攻略にも大分幅ができる格好となっています。
物語の目的は、向こう岸の町へ行くこと。これに加えて各ヒロインを攻略できるようになっています。ヒロインの好感度のレベルによってもエンディングが変わるためにやりこみ要素は満載です。……が、反面メインのストーリーは全く変化しないため、ゲームを何周もやっていると段々と飽きがくる欠点があります。
私の場合は5周したあたりから飽きが来て、10周したあたりでとうとう諦めました。周回プレイを楽に進めるための要素がないわけではありませんが、どんなに頑張っても1周2,3時間かかってしまうため、どうしても作業させられている感が否めませんでした。
総括としては、普通に何周かする分には楽しめるけれど、イベントその他をフルコンプリートしようとすると半端なくマゾゲーになる感じです。特に指定された条件(全パターンのエンディングを見るなど)をクリアするためにわざとヒロインの好感度を上げずにプレイする時などは心が折れそうになりました。
なお、前作で入手に手こずった等身大ポップは、『わっちポップ』にもあるように割とすんなり手に入りました。