FeliCa R/WとAndroidでBeamをしてみたい

2012-05-31   treby   技術メモ  , このエントリーをはてなブックマークに追加

プロジェクトが炎上している。……と、ここでいうプロジェクトは演習的な意味でのプロジェクトではあるがいい加減、私も本腰を入れてコミットする必要が出てきたようだ。そこで、私の担当する基幹技術であるNFCの技術修得をそのままこのブログのプロジェクトにすることにした。これはネット上に載せることによるモチベーション維持を期待してのことで、あるいは効果はないかもしれない。まあ、その時はその時である。

期限は7月1日で最終目標地点はAndroidからPCにNFCを使ってテキストを転送することである。そのための手段として現段階ではAndroid Beamを考えている。

Android Beamとは何ぞや

Android BeamとはNFCのP2Pモードの考え方に則った機能で違う端末同士で直感的にコンテンツ共有できるところにミソがある。デモに関してはYoutubeの動画が分かりやすかった。

今回のケースでは、Androidの専用アプリケーションを起動した状態でPCに対してBeamしているように見せかけられれば良いだろうと踏んでいる。

プロジェクトのロードマップ

今手元にはGalaxy Nexus(Android.4.0でNFC搭載)が2台ある。すなわち、一応自分一人Android端末同士でBeamを試せる環境はある。が、それだけでは面白くないので以下のようにロードマップを設定してみた。

  • Android間でのBeam(に対応したアプリ開発のノウハウ蓄積)
  • Android – RC-S620/S 間でBeam (Optional)
  • Android – PaSoRi 間でBeam (Optional)

と仰々しく宣言したが、大ぶろしきを広げすぎてプロジェクトが破たんするのは失敗プロジェクトの常である。まずはAndroid Beamに対応したアプリ開発方法の調査を目標に据えよう。

全体に関しては良い先行事例を知らないため作業時間の見積もりが取れないところが辛いが、本家Android Developersを読みながら頑張るしかあるまい。流し読みした感じだと、かつてAndroid Pushなるものがあったらしい。これを使うことも視野に入れて進めていければと思う。

再掲すると、最終努力目標はAndroidからPaSoRiに任意の情報を送れる程度の機能を実装することであり期日は7月1日だ。1か月弱の短期間プロジェクトであるがどの程度まで健闘できるだろうか。