EVミニカーシェアリングサービス、『こでかけ』を利用してみました
株式会社リーボさんが、先週から新サービス『こでかけ』を開始されたとのことなので試しに利用してみました。『こでかけ』はスマートフォンアプリと超小型電気自動車が連動したカーシェアリングサービスで、一人乗りのEVミニカーをスマートフォンから完全に制御できるのが特徴みたいです(技術上はミニカーの鍵を管理する人が要らない)。今回はどちらかというと超小型電気自動車に乗るのが目的だったりします。
サービスを利用するにはスマートフォンアプリのインストールとユーザ・運転免許証登録が必要です。
現状ではスタンドは百道浜の福岡SRPセンタービル一箇所ですが、来年一月からは西新駅でもサービスが開始されるみたいです。
地下鉄利用者の私にとっての最寄りは西新駅。地下鉄駅からだと便は悪く、大体10~20分くらい歩いたイメージです。
運転席の様子。ミニカーはまだ一台しか貸し出されていないとのことで、タイミングによっては乗れないこともあるのだとか。なお、利用30分前からはアプリ側で予約を行えます。
車内に取り付けられたタブレット端末。各種操作はこちらのパネルから行います。機種は見た感じNexus7のようですね。
運転席の足元にはいろいろな機器を確認できます。
実際の利用方法は現地スタッフの方が説明してくださいますが、ここでも簡単に利用の流れを書いてみます。
ミニカーに乗り込んだらまず、スマートフォンからチェックインを行います。
すると画面に4桁のコードが表示されますので、これをミニカー側の端末に打ち込みます。これでミニカーを動かせるようになります。
表示盤はこんな感じ。EVミニカーは普段乗っているAT自動車と違い、速度が60km/hほどしか出ない、クリープ現象がないといった特徴があります。
エンジン始動中のタブレットの表示。てっきりミニカーの現在地が表示されているのかと思いきや、どうやらステーションの場所が出ているだけのようでした。
買い物などで一時駐車する際は画面の「一時駐車」をタップします。するとこのようなダイアログが表示され、「はい」を選択すると
このように駐車することができます。
ミニカーというだけあって小さいですね。その珍しさからか下校途中の小学生によく注目されていました。ちょっとした有名人気分で悪くなかったですよ。
一時駐車からの復帰もスマートフォンから行います。始動時同様、表示される4桁のコードを入力して復帰完了です。
特に行き先も思いつかなかったので、途中見かけたマリナタウン海浜公園とやらに行ってみました。
公園からは福岡の象徴的な建物を見ることができました。
こちらは観覧車で有名なアウトレットモール、マリノアシティ。現在は一回の利用あたり一時間の時間制限がありますが、こちら程度であれば、余裕でこられますね。
乗ってみて良かった点としては、
- ゴーカートみたいで運転が楽しい。
- 小さいので小回りが利く。
- 珍しいので注目の的になれる。
ということが挙げられます。逆に難点としては
- 原付ほどのスピードしか出ないので車線変更などが少し大変。
- (自分が乗ったミニカーは)ウィンカーの音が小さいのでちゃんと出ているのか不安。
- アプリの挙動が不安定(よくサーバの通信が切れるということが発生していた)。
といったところです。
しばらくはオープニングキャンペーンとのことで期間中は何度でも無料で乗ることができるようです。ご興味のある方は是非ご利用されてみてはいかがでしょうか。