C81 三日目レポート(サークル編)

2012-01-03   treby   レポート  , , , , , このエントリーをはてなブックマークに追加

サークルスペースの様子

いやぁ、見事に残念なことになりましたw理由は単純明快で同人ソフト(評論・情報)で出しているのに、わっち本出していたからですね。その証拠に新刊より既刊の方が多く出るという。しかもその既刊ですら余りまくりんぐ的な。

でも振り返ってみれば新刊にしろ既刊にしろ、分相応には購入していただけましたから、どちらかというと供給過多だったのかな、と思います。『狼と香辛料』で例えるとポロソンで調子乗って武具を仕入れたロレンスのごとく、調子乗って刷りすぎたのが原因、つまりは自業自得ということです。

まあ、最近の出展は完売続きで気が弛んでいた部分もありましたから、私にしてみれば良い薬となったんじゃないでしょうか。

以下、サークルに関して印象的だったことや勉強になったことを挙げてみます。

ニコニコ学会βでの発表に関する記事

コミケとは直接関係しませんが、ひょんなことでニコニコ学会β(ブログ記事)における私の発表の記事を見つけたので紹介してみます。

マッドネスまどろみはじめ スタンプラリーのスタンプを紙じゃなくてデータで配布する|裏ニコニコ動画ランキング

これは恥ずいwww発表、やっぱ分かんなかったですよね。すっかり空気に呑まれておりました。相変わらず言い訳ばかりのヘタレっぷりが情けないですが、本心では場数を踏んで次の発表は周りを惹きつけるものにできるよう、自分に自信をつけていきたいと思います。

記事内でも検索かけると筑波の学園祭で1件 総務省のpdf(見れない…)科学フェス 「FeliCaスタンプラリー http://bit.ly/viQnMjとあるようにうちのサイトにはたどり着けていない模様。当時は当サークルのFeliCaネタは同人誌内のみでの公開でしたから、致し方ありません。

この点は反省し、2012年は先日の記事のようにブログ上でもFeliCa/NFCネタを発信していきたく思っております。

筑波大の電子スタンプラリーシステム

『FeliCaでスタンプラリー』に関して、似たようなことをされている(されていた)筑波大OBの方と現役の方がそれぞれ別のタイミングでいらっしゃいました。まさに上のブログ記事で言及されているシステムのことだと思います。

それでちょちょっと調べて引っかかったのが、近未来型スタンプラリーピピッとアドベンチャー(現在リンク先が削除された模様です)ですが、これのことなのかな?

他の方でも、研究でRFIDやNFCを取り扱われているという学生さんが結構いらっしゃって、面白いものだなぁと感じました。

ちなみに私の研究室の研究テーマはRFID/NFCではなく、ありらいおんさんのようなこと(データマイニング的なこと)をやっていたりします。私の研究テーマがどうなるかは現状未定ですが。なお、研究とは別扱いになるPBL(Project Based Learning)ではRFIDを取り扱っています。

Nexus Sで使えないの?/NFC対応端末でモバイルFeliCa機能って使えるの?

ICT業界的にモバイル端末が熱いためか、結構そのようなお言葉をいただきました。

前者はググってみれば割と情報が見つかります。ただ、依然整理されている状態ではなく手探りで実装しなけりゃいけない状況のようです。

後者は私自身細かいことは分かりませんが(ぉぃ)、FeliCaもNFCの一部ということになっていて、ある程度はNexus S-FeliCaでの通信も可能との報告が出ています。http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/COLUMN/20110518/360422/の記述を根拠に、理論上できないことはないと思います。

FeliCaシステム運用に関する噂話

以下、あくまで噂話ですのでソースとしては話半分で。

SuicaでもEdyでもいいんですが、FeliCaをリーダ・ライタにかざしたときそのFeliCa用の秘密鍵をサーバから引っ張ってきているのだそうな。そいつを使ってカードとリーダ・ライタ間の認証を実現しているのだとか。

でもその方法じゃ高いスループットが出ないですね。朝のラッシュ時の改札とか。そのネットワーク的なボトルネックを解消するために駅に一台専用サーバを置いておいて改札はそこと通信しているのだそうな。んで、最長でも10秒に1回くらいの頻度で大元のサーバと同期をとっているらしいですね。

口頭で伺った話なのであやふやですし、どこまで本当か確かめる術も持ちませんが、個人的にはこれが一番興味深かったですね。

QBの罠

当サイトのブログ記事、『魔法少女まどか☆マギカ展』の一番最後で宣言していた通り最初はキュゥべえの耳あてをしていたのですが、支倉先生のところ、文倉先生のところ、他サークル様のところに行く度に怪訝な顔(「何コイツ?」的な)をされるのにとうとう心が折れまして、結局わっちに着けてもらっておりました。やっぱ周りから見ると変なのか、それとも私の被害妄想が酷いだけなのか、おそらく後者でしょうが、ネタに走るのって難しいと思いました。

新刊『わっち三昧』について

タイトルは、さだまさしさんの『あなた三昧』をパロっています(良い曲なので是非)。また、装丁は『文倉十画集 狼と香辛料』を真似ています。以上、トリビア。

総括

今回は想定より厳しい結果だったということもあり、今回のサークル参加中は結構沈んでいたのですが、そんな時に「このサークルの本だから買いに来た!」と仰ってくださった方がいて、非常に元気づけられました。本当に嬉しかったです。ありがとうございました!

応援してくださる方の期待を裏切らぬよう、ますます精進していきたいですね。

追記:謝辞

お知り合いのオリジナル同人ゲームサークル「MG-K」の皆さんにはスペースが近いこともあり、たくさんのお力添えをいただきました。ただただ感謝です。