C82レポート サークル編
コミケまでの期間中何かとバタバタしており、どうなることかと思いましたが、おかげさまで無事にサークル参加を終えることができました。当スペースにお越しくださった方々、毎度チェックされた上でお越しくださった方々、本当にありがとうございました。
イベント前日に不安で寝付けないなど相変わらずの部分もありますが、例え閑古鳥が鳴いていても以前ほど動揺しなくなったなど、サークル参加も8回目を数えてようやく、こなれてきた感があります。一方で自身を振り返ってみると、慣れが傲慢や無感動の原因を作っているようにも思えます。ここまで培った経験を生かしつつも、ワクワクやトキメキを大事にしていくよう心掛けたいと思います。
本について
今回は印刷を「みかんの樹」様に依頼してみました。以前利用していた印刷所様にはなかったtwitter割や早割を利用し印刷費を抑えられたため、今回は少し豪華にオフセット印刷となっております。基本文章系の本なので分かりづらいかもしれませんが、今までよりもきれいに印刷が出ているかと思います。
執筆する際に意識した項目は大きく3つほどありまして、一つがソフトウェア開発者(非ハードウェア系)に向けたArduinoの入門、もう一つがNFCという技術に関する言及、最後がArduinoとNFCの連携という風になっています。ですので実は、既刊のFeliCa本よりもFeliCaに関して詳しく書いてあったりします。個人の経験を織り交ぜるならば今年の4月から6月に集中的にやっていた内容が収録されていることになります。
表紙についてはイラストに対して本文がガチであることとタイトルにながてぃ~の。を冠しているが、実際にはArduino互換であれば大丈夫であること、と二つの意味で表紙詐欺だったのかな、と思います。……いえ、内容に関して手を抜いているという意味ではありませんよ。念のため。
筆者としましては楽しみながら書けた一冊なので、入手された方には少しでも楽しんでいただけますと幸いです。
当日の状況について
開場前は蒸し暑かったですが、開場後は風が通るようになったのか幾分快適になりました。天気が曇りなのもあって全体的にいつもより過ごしやすい気がしました。
しかし暑いのには変わりなく、友人の卓上扇風機や、後輩のチューペットといった差し入れに助けられました。ありがとうございました。
今後の予定について
というわけで次回は(まずは当選すれば)冬コミですね。今度はFeliCa本のように、もう少し大規模なシステムについて書ければと思います。
あとは内容に関してまして、せっかくのコミケという場ですし、もう少し遊び心のある技術書を目指したいと思います。もっとも、それが難しいのですが……。
今漠然と考えているのはキャラのSSを入れるなど専門外の方にも雰囲気で楽しめるような本を作ろうかということですね。ちなみに過去にはFeliCa本の半分以下の頒布数である元祖FeliCa本がそんなスタイルだったのですが(わっち、立華、工兵の寸劇)、今見るとなかなかに黒歴史ですね、これ。
……めげずに頑張っていきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします。
一般参加編(戦利品紹介)は帰福したのち改めて更新します。